インフルエンザに罹ってしまったら、どうするのが正しい選択なのか

インフルエンザに罹ってしまったら、どうするのが正しい選択なのか
みか夫

もしもし、がらしくん、インフルエンザにかかっちゃったみたい、これから病院に行ってくるよ。

ないとう

大丈夫!?病院に行くよりも、寝ていた方がいいよ!

みか夫

ちゃんと先生に診断してもらって、薬もらわなきゃ。

ないとう

みか夫くん、薬はいらないよ。

みか夫

治らないじゃないか!熱も下げないと。


 


インフルエンザに効く薬って

病院から処方される薬は、インフルエンザの重症化や長期化を防ぐため、体内に侵入したインフルエンザウイルスの増殖をおさえる働きのある抗インフルエンザ薬です。

日本で処方される抗インフルエンザ薬は、タミフル、リレンザ、イナビルなど。

インフルエンザ発症から48時間以内に使用すると、発熱する期間が平均1日短くなり、鼻や喉から排出されるウイルスの量が減少すると言われています。しかし、48時間以上経ち、ウィルスが増殖しきってしまってからでは効果がありません。

病院で処方された薬を飲んでも、若干症状が早く治るかな、という程度なのが現状。

抗インフルエンザ薬はインフルエンザの症状を平均で約1日短くすることができる程度の効果

なぜ処方されるの?

インフルエンザに罹ったと思ったら、誰もが病院に行き診断を受けると思います。そこで、インフルエンザかどうか検査を受けて、抗インフルエンザ薬を処方されるでしょう。

日本では、何か症状が出た時には薬を飲んで治すという意識が定着しています。
風邪をひいた時、多くの方が風邪薬を飲んで寝ると思いますが、それは本当に薬によって治っているのでしょうか。

世界基準の治療方針は

世界標準の治療指針では、インフルエンザについて、入院が必要なほどの重症でなければ、リスクのない65才未満の成人(肺や心臓、腎臓などの病気を持つ人や高齢者は除く)には、検査も治療も必要ないと言われています。

インフルエンザは、風邪の一種(ウイルスによって起こる病気)ですが、放っておいても自然に治る病気なのです。もちろん、治るための薬は必要ありません。

検査も治療も必要ないのが事実

※重症となる可能性のある方(肺や心臓、腎臓などの病気を持つ人や高齢者)は、ウイルス性肺炎や、インフルエンザの後に細菌による二次的な肺炎になるリスクが高いため、早めに医療機関に受診されてください。

薬の異常な使用量

薬が病気治してくれるわけでも、薬を飲まないと治らないわけでもありません。しかし、日本人は、世界の人口の約2%しかいないのに、世界全体の薬の約40%使用している事実があります。

これは、医療機関が充実しているということでは、決してありません。

薬の必要ない状況であっても、簡単に薬を出す、ということです。インフルエンザの薬であるタミフルは、なんと全世界75%の量を消費するとも言われています。

日本人は、医者も社会も、患者自身も、薬の存在に依存しているのです。

薬は、患者の身体にとって必ずしも必要なものではないけれど、多くの人の気持ちにとって必要だということですね。

日本人は、薬に依存し、服用すると治ると信じている。

薬は、医者と患者それぞれの気持ちを納得させるために処方されている


熱は、下げるのではなく、上げよう

風邪をひいたときに、身体が発熱しているのは体内で免疫細胞がウイルスと戦っているから。
自ら体温を上げて免疫力を高め、ウイルスへの攻撃力を高めているのです。

そのため、熱が出た時に解熱剤を飲むのは間違い。

風邪もインフルエンザも、体内で、発熱を伴うウイルスへの攻撃によって、自分で治しているのです。ウイルスとの戦いが終われば、発汗などによって、自然に体温は下がっていきます。

治療方針としては、水分を摂ってしっかり休養を取ること。インフルエンザであっても、風邪であっても、この治療方針は変わりません。

長引かせずに早く治したければ、悪寒など身体の異変を感じた時、風邪やインフルエンザの初期段階に、意識的に身体を温める努力をすること。そうすることにより、いち早くウイルスを撃退することができるのです。

ないとう

風邪やインフルエンザに罹ったら、身体を温かくしてしっかりと休むこと。治療方針はこれだけなのです。

日本人は、薬に頼りすぎています。薬で治っているのではなく、自分の自己治癒力で治している事実を知りましょう。必要のない治療を選択しないことが、よりよい社会になるために、個人ができる選択なのではないでしょうか。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう