みなさま、牛乳はカルシウムが豊富で、栄養満点だと思ってはいませんか。
子供に、せっせと牛乳を飲ませてはいませんか。
牛乳は、身体にとって必要なものなのでしょうか。考えてみてください。野生の動物たちは、離乳した後も乳を摂るでしょうか。
離乳した後も、せっせと乳を摂り続けているのは、人間だけです。
牛乳は何故必要だとされてきたのか、本当に牛乳は優れた食品なのか。
牛乳の隠された危険性について、ご覧ください。
Contents
牛乳とカルシウムについて
牛乳にはカルシウムが多く含まれており、カルシウムの吸収率も高いので、カルシウムを得るために、牛乳を飲もう!というのは、正しくありません。
それどころか、牛乳を摂取すると、かえってカルシウムが体内からなくなってしまうのです。
牛乳はカルシウムが多いわけではない
牛乳は決して、他の食材と比べてカルシウムが多く含まれている訳ではありません。
カルシウムは、小魚や野菜からでも十分摂取できます。
食品群 | 食品名 | カルシウム含有量(100gあたり) |
牛乳・乳製品 | 牛乳 | 110mg |
ヨーグルト | 120mg | |
プロセスチーズ | 630mg | |
野菜類 | 小松菜 | 170mg |
菜の花 | 160mg | |
水菜 | 210mg | |
切り干し大根 | 540mg | |
海藻 | ひじき | 1400mg |
わかめ | 1300mg | |
昆布 | 710mg | |
小魚 | さくらえび(素干し) | 2000mg |
ししゃも | 149mg | |
豆類 | 木綿豆腐 | 332mg |
納豆 | 90mg | |
厚揚げ | 240mg |
私たち日本人は、古来より、小魚や野菜を食べ、その中からカルシウムを摂取してきました。それで十分だったのです。
牛乳を飲むことでカルシウムが出ていく
カルシウムはあまり吸収率の良い栄養素ではないため、その他の栄養素とのバランスが大切。
ビタミンDやマグネシウムはカルシウムの吸収を促進してくれますが、リンの多量摂取は、カルシウムの吸収を阻害してしまいます。
牛乳には、ビタミンDやマグネシウムが殆ど含まれておらず、リンが多く含まれています。カルシウムを牛乳に頼り、牛乳を摂取することで、かえってカルシウム不足に陥るおそれがあるのです。
また、牛乳に含まれるリンとタンパク質は、血液を酸性に傾けます。
カルシウムには血液を弱アルカリ性に保つ働きがあるので、リンやタンパク質によって酸性に偏ってしまった血中のバランスを整えるために、骨からカルシウムが取り出されるのです。
その結果、骨からカルシウムがなくなっていき、骨が弱っていってしまう。
牛乳は吸収できる方がおかしい
牛乳に含まれる糖質である「乳糖」食事でいうと米やパンに当たるエネルギー源です。
乳糖は、ラクターゼという分解酵素によって吸収されます。
私たち日本人は、この乳糖を分解できるラクターゼ酵素をほとんど持ち合わせてはいません。それは、当然のことです。
むしろ、牛乳を吸収できる状態が異常なのです。
乳糖を分解するラクターゼ
生まれてすぐ、母乳を飲んでいる乳児の時分には、母乳に含まれる乳糖を分解するラクターゼという酵素がたっぷりと分泌されます。
この時期、成長するためにはエネルギー源である乳糖が必要不可欠なので、分解酵素であるラクターゼが分泌されるのです。
しかし、成長するに
つれて、母親の乳を飲まなくなれば(離乳)、私たちの身体はほとんどラクターゼを分泌しなくなります。
当然といえば当然で、もう母乳を必要としていないからです。
乳糖を分解できない身体になるということは、母乳に限らず、他の哺乳類の乳、牛乳であっても、分解吸収できないということ。
ラクターゼが分泌されない状態で乳を飲むと、乳糖は小腸では分解・吸収されずに、そのまま大腸に流れ込みます。
そして、大腸内で有毒ガスや酸を作り、下痢となって排出されるのです。
ラクターゼを作り続ける必要がない
古代、アフリカから北の寒冷な地域へ移動したヨーロッパ人は、タンパク質とカルシウムを濃厚に含む牛乳を食用にすることが生存の必須要件でした。
そのため、乳糖を分解できるラクターゼを作り続けることは、死活問題だったのです。
伝統的に牧畜を営んできた北ヨーロッパ人は、全体の約95%がラクターゼを作り続ける遺伝子を持っています。
それは、乳を分解・吸収できなくては生きていけなかったためであり、生きるために遺伝子が変化していったのです。
つまり、もともと哺乳類にとって幼少期にしか必要ないラクターゼを作り続けることは、遺伝子の変異であり、牛乳が飲めることは、特殊なことなのです。
現に、牧畜の文化のない地域、伝統食に乳が含まれていない、アジア、西部アフリカ、中東などの人たちは、ラクターゼを分泌できる遺伝子を持っている割合はとても少なく、乳糖を大量に与えられて完全に消化できる日本人は、20%くらいしかいないとされています。
カルシウムは、牛乳で摂る必要はないのです。
私たち日本人は、野菜や小魚、味噌や納豆など大豆発酵食品、ワカメやひじきなどの海藻をたっぷり食べてカルシウムを摂っていました。
今、昔ながらの日本の伝統食は失われてきており、私たちの身体は、どんどん不健康になってきています。
牛乳の害について
牛乳は、前出のカルシウムを排出してしまう要素の他にも、私たちの身体にとって危険な要素があります。
- 牛乳のタンパク質によるアレルギー問題
- 環境ホルモンによる身体の異常
- 遺伝子組み換え飼料
牛乳に含まれる動物性たんぱく
タンパク質は、アミノ酸に分解されて吸収されますが、動物性のタンパク質は、牛乳に限らず、胃腸に非常に負担をかけるうえに、消化管でスムーズに処理されず、様々な毒素をだし、血液を汚していきます。
特に、牛乳のタンパク質は、他のタンパク質よりも粒子が小さいため、腸の機能が弱っている時には、腸壁を素通りして、血液の中に入っていきます。
こうした異種タンパクは、抗原(アレルゲン)となりアレルギーを起こすのです。
牛乳に含まれる女性ホルモン
牛乳の中には、生まれたばかりの子牛の成長と発達のために、たくさんのホルモンやホルモン様物質が含まれています。
牛乳は急速に成長する子牛にとっては完璧な飲み物かもしれません、しかし、人間にとっては、異常な成長促進作用のある食品です。
また、現代の酷農は、より多くの牛乳を作るために、妊娠させた牛から搾乳しています。そのため、その乳の中には、大量の女性ホルモンが含まれています。
前思春期の子どもは性ホルモンの影響を受け易く、牛乳を通して摂取される女性ホルモンは、許容摂取量を超えています。
こうした女性ホルモンが多く含まれている牛乳を継続的に摂取しつづけることにより、不妊症、乳がん、子宮がん、卵巣がん、前立腺がんなどを引き起こす可能性が高くなるのです。
今の子供たちは、国から、親から、毎日低用量避妊ピルを飲まされているようなもの。その事実から目を背けないように。
遺伝子組み換え飼料
私たちの直接見える食材には出回ってはいませんか、遺伝子組み換え食材は、確実に世界に流通しています。
マヨネーズや醤油、マーガリンなどの調味料や、カップラーメンなどのインスタント食品の材料などにも使われていますが、遺伝子組み換え食材の主な行先は、家畜の飼料です。
家畜の飼料である輸入大豆やトウモロコシは、その殆どが遺伝子組み換え飼料です。
その遺伝子組み換え飼料を食べた牛から取れる牛乳には、もちろん遺伝子組み換え食材の影響があります。
遺伝子組み換え食材の危険性は数知れず。
腫瘍やガンのリスク、新生児の発育不良や寿命の減少にも繋がっています。
何故、牛乳は良いとされてきたのか
私たちにとって不必要な牛乳が、何故これほどまでに普及し、未だに健康食品として飲まれ続けているのか。
その発端には、日本がアメリカに憧れ、西洋的な食文化を取り入れてしまったことによる側面と、政治的な側面があります。
1954年に成立された二つの法律
- 酪農振興法…酪農、肉用牛生産の健全な発展と、牛乳・乳製品の安定的な供給を図るための法律
- 学校給食法…学校給食の普及充実及び学校における食育の推進を図ることを目的とする法律
1954年に成立した、酪農振興法と学校給食法は、アメリカと政府が推し進めた、日本人の食生活を大きく変える愚策でした。
酪農振興法は、日本に畜産を普及させ、アメリカの余剰農作物を牛の飼料として輸入させようという法律。
そして酪農によって出来る牛乳や乳製品の普及先として、毎日のように強制的に大量供給できる学校給食制度を作ったのです。
また、学校給食では、アメリカで長期的に売れ残っていた低品質の脱脂粉乳が供給されました。みなさまの中にも、脱脂粉乳を飲んだ記憶がある方はいらっしゃることでしょう。
戦後、アメリカで過剰に余っていた脱脂粉乳や小麦が、敗戦国の日本で売りさばかれたのです。
莫大な酪農ビジネス
今の日本では、酪農や畜産ビジネスはとてつもない規模になりました。
今更牛乳や食肉の危険性を明らかにするよりも、牛乳はとても栄養が高くて、毎日飲むべきだといって、その利益を守り続けることの方が大切なのです。
食の安全よりも、企業や国の利益。これが今の日本の現状です。
酪農メーカーのホームページを見ると、牛乳は安全だということが、過剰に綴られています。
何を信じるかは消費者次第ですが、歴史的にも、現状においても、国や企業が推し進めることには裏があるということは、物事を見極める上では基本だということを忘れないように。
どうしても牛乳を飲みたいのなら
どうしても牛乳が飲みたいのなら、遺伝子組み換え飼料を使っていない、低温殺菌処理されたノンホモジナイズド牛乳を選びましょう。
牛乳は、必ず殺菌されていますが、殺菌方法が大きく分けて3種類あります。
- 低温保持殺菌(LTLT法)
- 高温短時間殺菌(HTST法)
- 超高温瞬間殺菌(UHT法)
超高温殺菌牛乳(ロングライフ牛乳)

牛乳を超高温(120~150℃ 1~3秒)で殺菌することで、長期間の保存が可能になった牛乳です。
この超高温の殺菌方法で熱せられた牛乳は、カルシウムやたんぱく質、ビタミン類の一部が熱によって変性してしまい、消化不能な状態になっています。
この超高温殺菌牛乳からはヨーグルトもチーズもつくれません。
欧米で超高温殺菌牛乳(UHT)といえば、ロングライフミルクと呼ばれ、滅菌パックの容器に入れると1~2ヵ月もの期間常温で保存出来るため、非常用の牛乳やペット用として扱われており、人間が飲まない牛乳として出回っているのです。
日本では、スーパーやコンビニのほとんどの牛乳が、この超高温殺菌牛乳です。
低温殺菌牛乳(パスチャライズ牛乳)

牛乳を低温殺菌(63~65℃ 30分)することにより、牛乳の本来の味わいを損なわずに、有害菌だけを殺菌することができる。
低温殺菌は、たんぱく質の変質を防ぎ、カルシウムも不溶性に変わりにくいことから、牛乳から栄養を摂取する優れた方法と考えられています。
この低温殺菌牛乳には、ホモジナイズド牛乳と、ノンホモジナイズド牛乳(ノンホモ)があります。
ホモジナイズとは、牛乳に圧力をかけて、牛乳内の脂肪球を砕くことで、乳脂肪が固まらないようにするための過程ですが、やはり本来の牛乳からは離れてしまいます。
ノンホモジナイズド牛乳は、静置しておくと生クリームの層が出来ます。自然の乳に一番近い牛乳なのです。
まとめ
日本にすっかり根付いてしまった乳食文化。
しかしその実態は、摂る必要が全くない、身体も受け付けない牛乳を、酪農産業のために消費させられ続けている。それで不健康になっているのに、当の本人たちは、牛乳は健康にいいと、せっせと買い物カゴに入れているのです。
酪農で消費される牛たちは、とても過酷な一生を強いられています。乳が出なくなれば、最低品質の食肉として捌かれている。人間の欲のためにです。
酪農や家畜に使われている水や飼料の総量があれば、世界から飢えや渇きが無くなるのに、私たちは毎日肉を食べ、牛乳を飲みながら、餓死する子供を可哀想だという。
事実を知らず、消費させられ続けることほど滑稽なことはありません。
まずは自分や家族の健康のために、それが広がれば世界のためになっていきます。
社会に消費されないために、乳製品を断つこと。考えてみてください。

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